長いようで短かかったのか、思いのほか長かったのか・・・
終わってみると、どちらかわからない。
もっとホッとすると思ったし、もっと、ぐったりするかもしれないと思ったけど終わってみると、普段と同じようなものだったり。
3ヶ月1クールの講座を続けて2回、担当させていただく機会に恵まれた。公的機関の委託講座で35歳以上のいわゆる「テクノデバイド」な方々への、アプリケーションの研修だった。
再就職が目的なので、アプリケーションソフトを自在に使えるようになっていただくことを目標にパソコンの電源を入れるところから、始まるものだった。
4月からの受講生さんは、揃ってモチベーションが高く熱く勢いがあった。
アプリケーションの操作を指導するのはもとより、このモチベーションを上向きにして維持していくのも、自分たちトレーナーの役目だと思っているが、逆にその熱さと勢いに気圧されて引っ張っているのか引っ張られているのかわからないうちに終わっていた。
その熱さを保ったまま7月期も担当してみると、今度は揃って捉えどころがなく意欲的にも見えず、どこをくすぐればモチベーションに触れることができるのか、押したり引いたりの3ヶ月。
とうとう捉えどころを見つけられないまま、「私流」を通して今日終了の日を迎えた。
「Microsoft Office Specialist」に合格することに4月期は力を注いだので、7月期もそれを歓迎するかと思っていたら、存外に反応が鈍い。受験の是非を聞いても「受ける」とも「受けない」ともはっきり言わない。「(受験することに)メリットあるんですかぁ?」と、ことあるごとに聞かれた。
小さな操作テクニックにしても「仕事で使う?」と聞いてきたり・・・
合理的なのか、クールなのか。
「暖簾に腕押し」な気配に私のモチベーションが段々怪しくなってきていた。
初めてパソコンに触るという人が多かった4月期に比べて、7月期はある程度使っていたり、独学で一通りのことはできる人が多いというのも、反応が薄い原因だったか。それならそれでもう少し、意思表示をしてくれたらもっと違う展開もできたかもしれないのに。
おそらく、受講生さんも私も達成感を覚えることなく、サバサバと最後の日を迎えるのだろうと思っていた。








