数日、涼しい日が続いたと思ったら、途端に体調を崩して先週末から今週にかけて、最悪でした。
これはマズイと思ったので、大事をとって土日はボーイスカウトの予定を全部キャンセルして、体力の温存を図ったのに、月曜日には仕事の最中に、ガンガン熱が上がってきて、結局、この日は夜の講座は休講にしてもらい、翌日も午前中はサブの講師に代わりにがんばってもらい・・・と、あちこちに迷惑をかける羽目になってしまいました。
熱は下がっても、その次の日は咳が止まらないし、咳が治まったら鼻水が止まらない・・・絞り出すように声を出すので、悪声はさらに悪声へ。
私、いったいどんな声をしていたっけ?状態。
仕事は待っていてくれないからね。
そんなこんなの長い1週間でした。
昨日、朝からの仕事が終わって、夜の講座まで3時間も空いていたのでどうしたものかと考えましたが、思い立って竹橋の近代美術館で開催している「東山魁夷生誕100年展」に寄ってみました。
竹橋に着いたのが、午後5時。美術館に向かって歩いていると、反対側から帰る人々の群れ。しまった・・・5時で閉館だったかも・・・と思いつつ、とりあえず行ってみようと建物の前の大きな看板のところで時間を見て一安心。
この展覧会の開催期間中は、木、金、土は8時まで開館と書いてありました。
「Lucky!」実は前日も行こうかどうしようか迷いながら、日本橋の丸善で時間をつぶしていたのでした。
初めて東山魁夷の絵を見たのは、28年前。「唐招提寺御影堂」の障壁画展を母と日本橋の高島屋で見たときで、その雄大さと力強さに圧倒されてしばらくその前から離れられなくなるという、初めての経験をしました。
その後、山種美術館で何点かを見たりしていますが、大きな展覧会を見るのはそれ以来です。
今回、その初めて圧倒された唐招提寺の障壁画を含む、有名な絵の数々を見られるということで、時間があればぜひ行きたいと思っていただけに、うまくチャンスをつかんだ気がして、体調不十分ながら、1時間強の絵画鑑賞は目と心の栄養になりました。
版画の即売会などでよく見る「緑響く」や「白馬の森」の原画は息を呑むほど美しく、初めて障壁画を見たときと同じようにしばらくボ~ッと立ち尽くしました。絵の中に吸い込まれるような気もするほどでした。
もう一度見たいと思っていた、唐招提寺の障壁画「濤声」も願いどおり見ることができたし。
すっかり満足して、朝から立ち通しで足が痛いのも忘れて、竹橋から九段下まで気持ちよく歩いて次の仕事場に向かったのでした。
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