待て?

隊長になった頃は、スカウトが2名だけだったので当然スカウトが目の端からこぼれることなどなかったのですが、だんだん増えてきて7名になったときに手のかかる子・目が離せない子とそうでない子が出てきました。

Tくんは、元気で素直な子です。いわゆる手のかからない子でそれだけに集会後、「かわいそうなことをしちゃったな」と思うことが多いのです。数に入れるのを忘れてしまうのです。だからって、それで文句を言ってくるような子でもなくて、いつもニコニコしていてくれます。

ちょうど誰かと話をしているときに、「隊長」と話しかけてきたTくん。「ごめんね、今隊長お話中だからちょっと待ってて」と言うと「はい」と答えてくれました。
そのまま話を続けているうちに、今度は別の子から呼ばれてたまたま話の区切りが良かったのでそちらに行ってしまいました。そう、Tくんが待ってくれていることをすっかり忘れて。

ふっと気がつくと、キラキラした目で私を見上げているTくんがいました。
ずっと私に話しかけようとして、私が気がつくのを待っていてくれていたんです。声高に自己主張する子が多い中、本当にじっと待っていてくれたんですね。
「ごめんね、待っててくれたんだね」「あのね、隊長・・・」
なんでもなかったように自分の話をし始めました。

どうしても、手のかかる子や自己主張の強い子に気をとられてしまうので、きちんと聞き分ける子は損をしてしまうなぁ・・・と思った一件でした。
そんなことが何度かあったので、保護者会のときにTくんのおかあさんに申し訳なく思っていることを話しました。おかあさん、ニコニコとしておっしゃいました。

「そうですか、犬と一緒ですね。『よし!』といわれるのをじ~っと待ってるんだ!」
犬と一緒にしちゃかわいそうだけど、確かに『よし!』を待っているワンちゃんのように、キラキラした目で自分の順番が来るのをじっと待っているTくん、とってもかわいいんです。

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コメント(2)

保護者だなぁ
自分の子だから 言える会話だな

待っててくれるのはいいねぇ。
待ってなくて拗ねる子もいるし、それもまた気苦労しちゃうよね。

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このページは、ぽぽんたが2005年1月15日 01:23に書いたブログ記事です。

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